老朽化した実家の医院建替えを機に
父が経営する医療法人にて自身の歯科分院開設

築約40年が経過した実家医院の建替えを機に
医療法人継承を見据え、自身の歯科分院を開設
「医療法人一二三会 なかむら歯科」院長 中村 潤二 先生にお話を伺いました。

医療法人一二三会
なかむら歯科(千葉市稲毛区)
院長 中村 潤二 先生

診療科目:歯科、小児歯科、矯正歯科
なかむら歯科 ホームページ

歯科医師を志したきっかけ

私は、幼いころから医師である父の背中をみて育ちました。実家が小規模病院だったので、幼少のころは、よく父が夜中に救急車で救急搬送されてきた患者さんの診療に追われ、母は急遽夜勤となったスタッフの為に夜食を作っていた姿を思い出します。そんな父の姿を見て自然と自分も医療の道を志すようになりました。

私は男三人兄弟の次男で、医師である兄と、歯科医師の弟がおります。兄は医師になった後、大学病院の研究室に残り、現在も研究を続けております。兄は現在も大学病院の医局に在籍しており、私は歯科大学生の頃から就職し勤務医になっているときまでずっと、この場所から通学・通勤していたこともあり漠然と自分がいつかは実家の医療法人を継承することをイメージしておりました。

開業への想いと共に見えてきた実家の医療法人継承

歯科医師になった後、約10年前に広域医療法人の歯科医院に勤務し、そこで7年間分院長として研鑽を積みました。そして自分が生まれ育った街に恩返しがしたいという思いのもと、自分の中で少しづつ開業の具体的なイメージが湧き始めてきました。

開業するなら地元以外での開業は選択肢にありませんでした。そうした背景の中、自然と実家の医療法人継承ということが頭に浮かびました。

実家の建替えと医療法人分院開業

実家で歯科医院を開業しようにも元々小規模病院だった実家の医院は、築約40年が経過しており、建物はかなり老朽化しておりました。
しかし、父はまだ現役で診療をしており、建替え期間中、診療を休むことはできないというのが建替えの条件でした。

そして既存医院で診療を続けながら、クリニックモールに建替えるという方法を提案されました。これにより診療を続けながら建替えをするという課題が解決され、建替え後は実家のクリニックに加え、父が経営する医療法人の分院として自身の歯科医院を開業し、ゆくゆく医療法人の継承をするという、2段階で継承に向けた対策をしていくことが可能となりました。

あとは、銀行借入や、医療機器の価格交渉、医療法人定款変更など分院開業及び継承に関することを全てワンストップで対応してくれた点もとても心強かったです。

これから開業をお考えの先生方にアドバイス

昨今歯科医院は競合医院との競争がとても激しくなっており、自院の強みとなる特徴を生かして他院との差別化を図っていかないと患者さんは獲得できないということです。私は実家の医療法人を継承するという形で開業したので、開業場所の立地条件は既に決まっていました。近隣に沢山の競合医院がある中で、どのように自院を差別化していくかを考え、当院ではセレックという機器を導入することにいたしました。

セレックを導入したことにより、通常7日〜10日ほど掛かっていたオールセラミック製の修復物を技工所に出さずに、その場で計測、加工することができ、最短当日にオールセラミック製の修復物を入れることができます。また、歯科技工士に依頼するのではなく、マシンで修復物を制作するため通常のオールセラミックに比べ費用も抑えることができます。さらに、こうした自院の特徴をどのように地域の皆さんに知っていただくかということも非常に重要です。

最近では新規の患者様は必ず来院前にホームぺージを見ますので、自院の特徴をわかりやすく伝わるようにホームページを作ることも大事です。


大変お忙しい中、ご協力ありがとうございました。