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【医院第三者継承事例】神奈川県横浜市×内科クリニック 最終譲渡契約調印 ~成約報告~

  • 活動報告

こんにちは。メディカルプラスです。
神奈川県横浜市にある個人開設の内科クリニックの譲渡契約調印がありましたのでご報告いたします。クリニックの譲渡を検討中の方・継承開業をご検討中の方・またクリニックのM&Aについて情報収集されている方いずれにも、お役立ていただけるレポートとなっています。第三者継承をご検討中の院長先生や継承開業をご検討中の皆さまの参考となりますと幸いです。

⇒【案件No-1718】神奈川県横浜市×内科クリニック

本譲渡案件の特徴

当該クリニックは1996年に横浜市内の人気エリアに開業、27年にわたり地域のかかりつけ医として頼られ、多くの患者さんを診療してきました。2023年6月に院長先生からメディカルプラスにご連絡があり、初回面談にお伺いしました。その際「癌を患って治療中のため、クリニックを継承していただける後継者を探してほしい」とのご相談がありました。院長先生は前年に入院し手術を受け、その後抗がん剤治療をしながら診療を続けている状況でした。「身体が元気なうちは、あと3年は診療を続けたい」とのご意向も伺い、正式にご依頼をいただき後継者の探索を開始いたしました。

本案件の特徴は以下の通りです。


【クリニックの特徴】
・院長と職員の関係が良好で長年の勤務経験者が多い
・27年の歴史で家族ぐるみの通院も多く、患者さんとの信頼関係が築かれている
・循環器専門医であったため、半数以上が循環器系の患者さんである

【本案件の難易度が高かった点】
・院長が闘病中であるため、健康面に注意を払う必要があった
・身体が元気な内は3年間の診療継続を希望しているため、後継者の選択肢が制限された

【成約の決め手となった点】
・候補者は横浜市内で複数クリニックを展開中の医療法人で、地縁もあり、早期に継承の意思決定に至った
・候補者としても院長が元気な内は管理医師として診療に従事して欲しいと双方の意向が合致した


本案件は、ご相談から約7ヶ月で成約となりました。
売主である院長先生のご病気の影響で、売上が全盛期よりも減少しており、院長先生の急変に備えては長期休診または閉院の可能性が検討されていました。そのため早期継承が不可欠であり、かつ院長の継続勤務への快諾が必要といった、後継者の選定の難しい課題が重なっていました。しかし、迅速な意思決定と、院長先生の継続勤務への快諾をいただけた素晴らしい後継者候補との出会いがあり、これが良いご縁となりました。

院長先生からは、「良い後継者をご紹介いただき有難うございました。これからも元気なうちは診療に全力を尽くします。」という非常に前向きなお言葉を頂戴しました。今後は、2024年4月に医療法人の分院としてスタートできるよう、行政手続きを進めながら院内の業務引継ぎ(人事労務)を進めてまいります。

弊社では数あるクリニックM&A成約案件の中から、一部をレポート公開しています。無料相談を実施しておりますので、医院継承(承継)、クリニック売却買収、医療法人M&Aをお考えの方はこちらより【お問い合わせ】お気軽にお問い合わせください。

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