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M&Aの市場規模と増加している背景について

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医院継承(承継)、クリニック売買、医療法人M&Aのメディカルプラスです。
本日はM&Aの市場規模とM&Aが増加している背景についてお伝えいたします。
近年、クリニックM&Aが増加しつつありますが、それはクリニックM&Aが時代のニーズに沿っているのが理由であるといえます。今後も、クリニックM&Aの市場規模は拡大し続けるでしょう。
しかし、そもそもM&Aとは何か?という理解が希薄な場合、クリニックM&Aを行うという選択肢が思い浮かばない可能性があります。その結果、不本意な廃業をしてしまうケースも考えられ、これは非常にもったいない状況だと言えるでしょう。そこで本記事では、まず前提となるM&Aに関する知識をお伝えするのと同時に、補足する形でクリニックM&Aについて紹介する形を取らせていただきます。

M&Aの市場規模について

M&Aとは、「Mergers(合併)& Acquisitions(買収)」の略語です。もともとは経営に関する用語でしたので、さほど知名度は高くありませんでした。しかし、ここ最近、「M&A」という用語をよく耳にする、という方が多いのではないでしょうか?
それもそのはずで、日本におけるM&Aは2018年に3,850件行われ、その金額も28兆8,802億円に上りました(2018年版 中小企業白書より)。これは件数・金額ともに過去最高のスコアになります。要するに、それだけ日本におけるM&Aの市場規模が拡大・増加しているため、M&Aという用語が広く一般に知られるようになってきたのです。2000年に1635件だったM&Aが、2017年には3050件とほぼ倍増していることを見ても、いかにM&Aが増加傾向にあるのか、ということがお判りいただけるのではないでしょうか?

なぜM&Aが増加しているのか?

それではなぜ、M&Aが増加しているのでしょうか?
M&Aの増加傾向は、特に中小企業で顕著にみられます。現在、日本では高齢化が急速に進行しており、これは経営者の年齢層でも同様の現象が見られています。経営者が高齢化すれば、後継者を選出する必要がありますが、経営者の後継者が確保できずに、廃業を選択せざるを得ないケースが近年増えてきているのです。しかし、廃業を選択すると、多額のコストがかかる上、培ってきた技術も失われるほか、多くの従業員が職を失うことになりかねません。経営者にとって、できるだけ廃業という選択肢は避けたいものなのです。このような廃業にかかる多くの問題を解決する上で、自社の技術や組織を必要としてくれる他社に売る、というM&Aは大変有効な手段として認知されてきています。
また一方でグローバル経済が進行する中、内需成長が限界を迎えているほか、少子化が進んでいますので、労働力不足の問題が表出してきました。また、新技術(IoTやAIなど)の台頭とそれへの対応など、経営環境はより厳しさを増しています。このような逆風が吹く中、事業規模や事業領域を拡大し、売上高を向上させたいと意気込んでも、自社努力だけでは理想的な経営成長曲線を描けないことが多々あります。この様な場合、自社を売りたいと考えている企業の「人・技術・歴史」を買う、というM&Aが有効な打開策になるのです。

クリニックM&Aも増加傾向に

ここまで一般企業(特に中小企業)のM&Aに関する市場規模・増加傾向について解説してきました。ここからは、クリニックM&Aに目線を移していきましょう。
現在、開業医は大変に厳しい状況に置かれています。診療医療報酬の改訂に伴う高齢者の医者離れ、人手不足による営業業務や労務管理などの業務圧迫、子や親族の後継者不在問題などが代表的な問題点ですが、これらの諸問題は、先述の一般企業との共通項を見いだせるのではないでしょうか?すなわち、厳しい経営環境と後継者の不在、それに伴う廃業の選択という部分です。
事実、ひと昔前までは、「廃業」という選択肢を選ぶ開業医も多くいらっしゃいました。ところが、廃業には多額のコストがかかりますし、従業員が職を失ってしまうという問題があります。これらの問題点を解決できる方法があるのならば、そちらを模索したいというのが、廃業を考える開業医の本音でしょう。
そこで、廃業の問題点をクリアにする「クリニックM&A」が脚光を浴び始めているのです。新規開業希望の医師が、後継者不在で苦しむクリニックを買収することで、譲受側は開業コストの減少を、譲渡側は譲渡対価の受領を期待できるようになりますから。
一般企業において、諸問題を解決する手段として爆発的な増加を見せたM&Aですが、クリニックの現場においても、同じようにクリニックM&Aがますます増加していくことでしょう。

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