累進税率 【 progressive Tax Rate 】
累進税率とは、課税所得に応じて税率が段階的に上がる課税方式です。所得が多い人ほど、より高い税率を課すことで、所得再分配や公平性を実現することを目的としております。累進税率は、所得税のほか、相続税や贈与税で採用されています。累進税率は、課税所得が一定額を超えた部分に対して高い税率を適用するため、所得税の税率では、分離課税に対するものなどを除くと、5%から45%の7段階に税率が区分されており、相続税では取得金額に応じて10~55%の8段階の税率、贈与税では課税価格に応じて10~55%の8段階の税率が課せられます。