【第三者医院継承事例】福岡県(福岡市近郊)×内科クリニック 最終譲渡契約調印

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こんにちは。メディカルプラスです。この度、福岡県(福岡市近郊)にあります内科クリニックの譲渡契約の調印がありましたので、レポートとしてご紹介いたします。本レポートが、第三者医院継承をご検討中の院長先生、また継承開業をご検討中の皆さまのご参考になれば幸いです。

本譲渡案件の特徴

今回譲渡のご相談をいただいたのは、福岡県の福岡市博多区にて長きにわたり地域医療を支えてこられた内科クリニックです。院長先生はこの地で約25年にわたり患者さまとの対話を大切に歴史を紡がれ、時にはその人生の節目にも寄り添いながら、共に歳月を重ねてこられました。風邪などの日常的な診療から生活習慣病の管理まで、患者さん一人ひとりと向き合うあたたかな診療を継続されており、長年にわたり地域のかかりつけとして愛され、信頼を築かれていました。

クリニックは、複数路線が利用可能な駅から徒歩2分という利便性高い立地にあり、通院のしやすさも相まって、安定した患者基盤を形成されていました。また生活習慣病の管理においても画一的な対応ではなく、患者さんの生活背景に寄り添った独自性高い診療を積み重ねてこられたことから、地域において厚い信頼を得ており、確かな存在感を持つクリニックでした。

70歳を迎えるにあたって、院長先生は今後のご自身のライフプランをお考えになり、ご自身が元気なうちに、これまで築き上げたクリニックの信頼と実績を第三者の情熱ある医師へお繋ぎする事を強く望まれておりました。当初は地元の継承支援会社にも登録されていましたが、ご縁に至らない期間が続く中で当社へご相談をいただき、後継者探索を開始する運びとなりました。

本案件の特徴は以下の通りです。

【案件No-2536】福岡県(福岡市博多区)×内科 https://www.medicalplus.info/sell_case/sm-2536/

【クリニックの特徴】

  • 生活習慣病指導などで、独自性のある内科診療を展開している
  • 駅徒歩圏内の立地により、安定した患者基盤が形成されていた
  • 長年の診療を通じて、地域における厚い信頼を獲得している

【本案件の継承に際しての課題】

  • 生活習慣病指導などの独自性が診療の魅力形成にもつながっていたため、既存診療方針への理解と継続が求められたことから、候補者が限定される傾向にあった
  • 都市部テナントクリニックという特性上、賃貸借契約の引継ぎなど調整事項が多岐にわたった

【成約の決め手となった点】

  • 後継者が消化器・大腸肛門病の専門医であり、高い専門性を有し、既存診療に加え新たな価値提供が可能であった点
  • 後継者が「やさしさと温もりの中で最高水準の医療を提供する」という理念を大切にしており、診療方針および患者さんへの向き合い方において、院長先生の考えと高い親和性があった点

本案件は2025年5月にご相談をいただき、約10か月後の2026年3月末に成約を迎えました。

博多区の駅近クリニックという立地もあり、多くの候補者から関心をいただきましたが、院長先生のご意向を踏まえると、単に条件が合うだけではなく、これまでの診療や患者さんとの関係性をどのように引き継いでいくかという点が重要な検討事項となりました。そんな中で院長先生は、「既存の患者さんを大切に守りつつ新たな価値を提供できる後継者へ」というお気持ちを大切に、探索を重ねられていきました。そして、長年数多くの消化器疾患や大腸肛門疾患の治療にあたり、高い専門性と豊富な経験をお持ちの後継医師とのご縁がつながり、お譲りすることをご決断されました。

院長先生からは、「これまでの診療を理解したうえで、さらに発展させてくれる先生に引き継ぐことができて安心した」とのお言葉をいただき、また後継医師からも「これまで築かれてきた信頼を大切にしながら、地域医療に貢献していきたい」との力強いお言葉をいただく事が出来ました。

今回のご支援においては、条件面の整理にとどまらず、院長先生がこれまで大切にされてきた診療のあり方や患者さんとの関係性をどのように引き継ぐかという点について重視し、進めてまいりました。継承は単なる事業の引き継ぎではなく、これまで積み重ねてこられた医療や患者さんとの関係性を未来へつないでいく意思決定でもあります。だからこそ、一つひとつの案件に対して状況を丁寧に整理しながら、最適な形を模索していくことが大切、と私たちは考えています。

現在は、2026年9月末のクロージングに向け、賃貸借契約の調整や院内業務の引継ぎ、新規設備の導入準備などを進めております。引き続き、双方にとって良い形で継承が進むよう、誠実にサポートしてまいります。医院継承をご検討中の先生はもちろん、現時点で具体的なご予定がない場合でも、クリニックの今後についてお考えの際には、お気持ちの整理からでも構いませんので、まずはご相談いただければと思います。

医院継承に関する無料相談実施中

メディカルプラスでは、数ある医院継承(クリニックM&A)成約案件の中から、業界における第三者医院継承啓発の一助となることを願い、一部をレポート公開しています。無料相談を実施しておりますので、医院継承(承継)、クリニック売却買収、医療法人M&Aをお考えの方はこちらより【お問い合わせ】お気軽にお問い合わせください。

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この事例を担当したのは、弊社アドバイザー 豊島 太郎です

コンサルティング営業本部 医院継承事業部 リーダー 豊島 太郎 Taro Toyoshima

    豊富な業界経験に加え二級建築士の資格を持ち、クリニックの内装やインテリア関連の知識にも明るい多才なアドバイザー。建設不動産関連業務を約7年経験、その中で人それぞれの人生とその大切さについて深く考える出来事を多く経験。メディカルプラス参加後は5年間で約40件以上の継承に立ち会い、医師の人生のターニングポイントに立ち会うやりがいを原動力にサポートを行う。穏やかな物腰と優れた傾聴力に社内外から定評あり。

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