【第三者医院継承事例】千葉県（千葉市内）×内科クリニック　最終譲渡契約調印

こんにちは。メディカルプラスです。このたび、千葉県千葉市内にて医療法人が開設する内科クリニックの最終譲渡契約調印が完了しましたので、レポートとして公開いたします。本レポートが、第三者医院継承をご検討中の院長先生、また継承開業をご検討中の皆さまのご参考になりますと幸いです。

本譲渡案件の特徴

当該クリニックは、千葉県北西部の大型商業モール内に位置しています。最寄り駅からはペデストリアンデッキで直結しており、駐車場も隣接しています。また、天候に左右されずアクセスできる利便性の高さが特長です。こちらのテナントは約30坪、1995年に内科クリニックとして開業されました。診療内容は急性期疾患から慢性疾患の管理、各種ワクチン接種、市の特定健診など幅広く、院長は消化器科の専門医でしたので、予約制の内視鏡検査も実施、一日100名を超える患者様が通院される、地域密着型のクリニックです。

院長先生とは、2024年7月頃にご縁をいただきました。以前、弊社が譲渡を支援した先生のご友人から「知人が医院継承を検討している」とのご紹介がきっかけです。早速院長先生にお会いしお話を伺ったところ、譲渡を検討された理由として、「70代後半となり体力や集中力の低下を実感していたこと」、「親族に後継者がいないこと」、「この年齢での診療判断に精神的な負担を感じていたこと」、そして「電子カルテなど医療DX対応を導入してまで経営を続ける意欲が薄れていたこと」を挙げられました。

当初は閉院も視野に入れていましたが、友人から継承の可能性を聞き、長年通院してくれている患者さんや職員の雇用を守るため、私共も伴走しながら後継者探しを進めることになり、継承に向けた準備が本格的に動き出しました。

本案件の特徴は以下の通りです。