【第三者医院継承事例】京都府×眼科クリニック 最終譲渡契約調印

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こんにちは。メディカルプラスです。この度、京都府にあります眼科クリニックの譲渡契約の調印がありましたので、レポートを公開いたします。本レポートが、第三者医院継承をご検討中の院長先生、また継承開業をご検討中の皆さまのご参考になりますと幸いです。

本譲渡案件の特徴

当該クリニックは、京都府にて長年にわたり眼科として地域の患者さんに寄り添いながら、あたたかな医療を提供されてきた医療機関です。最寄駅から徒歩数分という好アクセスに加え、手術室を備えた診療体制を有しており、高齢化に伴って眼科医療のニーズが高まる中、クリニックが閉院することによって地域の眼科医療へ大きな影響を及ぼすことが想定される医療機関でした。

院長先生と初めてお会いしたのは2025年11月のことです。院長先生には後継者がおらず、ご年齢と体力面を考慮し、2027年3月末でのご勇退を見据えられる中、弊社の業務提携先の担当者様からのご紹介を通じて、第三者への事業承継についてご相談をいただきました。本案件の特徴は以下の通りです。

【SM-2686】京都府×眼科 https://www.medicalplus.info/sell_case/sm-2686/

【クリニックの特徴】

  • 1日平均45~50名の外来患者さんが来院されており、地域に根付いた安定した患者基盤があるため、継承後も運営を軌道に乗せやすい状況だった
  • 最寄駅から徒歩数分の好立地で、手術室も備えているため、外来診療から手術まで幅広い眼科診療を展開できるポテンシャルがある
  • 院内は広さにゆとりがあり診療に適した導線が確保されているほか、視野検査計やOCTなどの医療機器、9名のスタッフ体制がそろい、継承後もスムーズに診療を引き継げる環境が整っていた
  • 土地建物が院長先生個人のご資産であり、ご希望に応じて不動産売買のご相談も可能な柔軟性があった

【本案件の課題】

  • 当初は譲渡価格や譲渡条件について院長先生の強いご希望があり、その条件のままではなかなかお問い合わせにつながらなかった
  • 院長先生のご勇退時期に明確なお気持ちがあり、その時期までに継承可能な候補者とのご縁が必要だった

【成約の決め手となった点】

  • 院長先生が地域医療の継続とスタッフの雇用存続を優先され、譲渡価格・譲渡条件を見直されたことで候補者が継承を検討しやすい状況が整った
  • 院長先生のご勇退希望時期に対して、候補者様が柔軟に対応していただけたため、双方で継承時期の目線感を統一することができた。

本案件は2025年11月にご相談をいただき、11カ月後の2026年10月に成約を迎えました。

院長先生は、長年にわたり大切に育ててこられたクリニックへの想いから、ご相談当初は譲渡価格や譲渡条件について強いご希望をお持ちでした。弊社ではそのお気持ちを尊重し、まずは院長先生のご希望に沿った条件で後継者の探索を開始しました。しかしながら、案件にご関心をお持ちいただく候補者様はいらっしゃったものの、条件面がハードルとなり、具体的な検討にまで進むケースはなかなか生まれませんでした。

そこで弊社では、院長先生と何度もお打ち合わせの機会を重ね、市場からの反応を率直にお伝えするとともに、「継承によって何を優先されたいのか」を院長先生と一緒に見つめ直していきました。長年の想いが詰まったクリニックだからこそ、条件を見直すことには葛藤もおありだったことと拝察いたします。それでも院長先生は、ご自身のクリニックを残し、地域の患者さんへの医療とスタッフの皆さまの雇用を守ることを何よりも優先したいとのお考えに至り、譲渡価格と譲渡条件を当初から見直し、後継者が継承しやすい形へと調整するご決断をされました。

条件の見直し後は、駅近の好立地や手術室を備えた診療体制、安定した外来患者数、充実した医療機器とスタッフ体制といった本案件の魅力を、関心を持たれた候補者様にあらためてお伝えしていきました。その中で、眼科医療への熱意と確かな経験・技術をお持ちの個人医師の先生とのご縁が生まれ、トップ面談の機会を設けることになりました。

候補者様は、温和で真面目なお人柄が印象的で、院長先生が築いてこられた診療を大切に引き継ぎたいというお気持ちを真摯にお伝えくださいました。院長先生も、この先生であれば患者さんとスタッフの皆さまを安心してお任せできるとご判断され、晴れてご成約に至りました。

今回のご縁が実を結んだ背景には、院長先生がクリニックの存続と地域医療・スタッフの皆さまの未来を第一に考え、譲渡条件の見直しという大きなご決断をしてくださった点がございます。そして、その想いに応えるように、熱意と確かな技術をお持ちの先生が手を挙げてくださったことで、双方の想いが結びつく形となりました。院長先生と何度も対話を重ねながら歩んできた道のりが、このような良縁につながったことを大変嬉しく思います。

今後は、2027年4月1日のクロージングに向け、引継作業におけるスケジュールを調整しております。クロージングまでには期間がございますが、その日を良い形で迎えられるよう、弊社でも引き続き誠意をもって精一杯サポートを提供していく所存です。

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この事例を担当したのは、弊社アドバイザー 成塚 航です

コンサルティング営業本部 医院継承事業部 アドバイザー 成塚 航 Wataru Narizuka

    新卒から現在まで一貫して医療業界に従事し、数多くの先生方とお会いしてきた経験を持つ。先生方とのコミュニケーションの中で地域医療の後継者問題に触れ、これまでの経験を活かした課題解決を志し、メディカルプラスに入社。「先生方により疑問を抱かれる点は様々。その抱える疑問を一つでも多く解消する心に寄り添ったサポートをしていきたい」と、丁寧にお話をお伺いする姿勢で日々支援に取り組んでいる。

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