世田谷あもう眼科クリニック 天羽崇 院長

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世田谷あもう眼科クリニック 天羽崇先生 医院承継インタビュー

医院継承から8か月がたちました。現在の心境をお聞かせください。

継承とともに移転開業でもあり、不安はかなりありましたけれども、小田島先生(前院長)が移転する事と継承する事を、どちらも患者さんに説明してくださったので、移転開業してからも多くの患者さんに来ていただきスムーズな診療ができているので安心しております。
やはりスタッフさんですよね。眼科となると経験がある方というのがなかなかいないので、継承・移転開業してからも一緒に勤務してくださる方が多くいらっしゃった。そのあたりがスムーズにいったことが継承をさせていただいて一番良かったのかなと思っています。

いつ頃から開業をお考えでしたか?

移転開業する数年前、大学病院を辞めて横浜のクリニックで院長をさせていただいていました。その時は勤務医という形でしたが、かなり多くの患者さんの手術がスムーズにできていたので、そろそろ自分のやりたいこと、もちろん勤務医でも多くのことをさせていただいていたんですけども、もうひとまわりできることがないのかなとも考えていて。年齢的にも50代半ば過ぎでというのは流石にちょっと遅いかなと思っていたので、40代半ばぐらいの時にはそろそろ開業できないかなということは考えていました。

先輩や同期などでも開業している方はたくさんいて、うまくいった先生から「すごく良いよ」という話を聞く一方でなかなかスムーズにいかないお話もあって。眼科の場合は機器が高額でもあるので、難しいなと思っていました。新規開業物件を選ぶときにはいい場所がないかと探していましたし、継承の方でもいい話がないかと探してはいました。僕個人で継承先の先生を探すというのはほぼ難しいので、そのあたりで業者がいないかとネットで調べてもいましたし、開業についても業者がいらっしゃるので、相談できる先輩に話を聞くなど参考にして探してはいました。

メディカルプラスとの出会いは?

継承のサイトっていくつかあるんですけれども、探している中で今回のお話がありました。首都圏で勤務できる範囲がなかなか難しく、地方などに大きい病院はありますが僕も神奈川出身でもあるので、首都圏のところでいいお話があればと探してもいたんです。クリニックを募集しているところは競争もあると思うんですが、そのあたりをサイトで探しているときにメディカルプラスが目にとまってお話をさせていただいたら、今回スムーズにいったという経緯です。

継承はスムーズにいきましたか?

やはり継承となると、僕らのように勤務医をやっていると「実際のところ開業するための手続きにはどんな事があるのか」というのが、正直全然わからなかったんです。メディカルプラスが間に入ってくださったことで、開業・継承・移転の手続きなどについてスムーズに大きな問題なくいきました。
診療している小田島先生(前院長)自身ともお話はもちろんできるんですけど、前院長もお仕事されていたりしますからなかなか質問が難しかったり、前院長自身もご存じない部分もあったりします。なので第三者の業者に入っていただくというのは良かったと思っています。

患者さんは前院長に通院していたということが一番大きくて。「先生辞めちゃうんですか」という質問が多かったり、実際継承してからも前院長の外来が混み合って、それでスタッフも大変だった時期もあったぐらいで。患者さん自身も通院する回数が多いわけではないので、継承についてはいきなりお話があってびっくりしたという方も多かったです。そのあたりの説明は僕の方からももちろんしますけれど、「継承していただくんですよ」というお話を直接前院長の口からしてくださったというのは、一番助かりました。今回そのあたりはちょっと短かったので、もう少し長い時間をとって…という方が良かったのかもしれないですけれども。でも短い時間でもしっかり話してくださったので、多くの患者さんにご理解していただけたというのが、とても良かったと思っています。

メディカルプラスの働きぶりはいかがでしたか?

もちろん前院長もすごく協力してくださるんですけれども、ある程度の行き違いというのはどうしてもありますし、僕自身もよくわかっていなかったり、前院長からも説明のしづらかった部分を間に入ってくださって説明してくださったので、かなり助かりました。逆に第三者がいない状態の継承ではトラブルになったかもしれない点が、かなり削減・減少できたんじゃないかなというのが、一番助かりましたね。

実際に継承をして以前との充実度に違いはありますか?

勤務していた時よりも、自分でやりたいことができるので比較にならないぐらい充実しています。勤務医の時でももちろん、私の仕事については責任をもってさせていただきましたけれども、さらに責任は重くなりましたが僕自身がクリニックデザインにしてもスタッフについてもこうしてほしいということについて、一緒にスタッフと話しながらクリニックを良くしていく、患者さんについてもそのことを説明して実現していくことができるので、比較にならないぐらい充実した診療ができています。

新規開業しようか悩んでいる先生方に今回の経験を通して一言お願いします。

前院長先生の影響力というのは、僕自身が想像していたよりも数倍大きいというのがあるので、継承される時に前の先生のイメージというものを必ず受け継ぐという姿勢というのは、一番大事なんじゃないかなと思います。スタッフについてもそうですし、そのあたりを行っていくことが大事かなと思っています。

継承ついては、前院長先生がほぼ全てですね。患者さんには前院長のイメージが定着していますので、それを逆に言えば壊してしまうというのは絶対いけないと思うので。そのあたりを継承して、そのイメージのまま前院長がされていたことを続けていくという姿勢が一番大事なのではないかなと思います。僕自身、継承して短い時間ですけれども一番感じたのはそこですね。

この事例を担当したのは、弊社アドバイザー 豊島 太郎です

コンサルティング営業本部 医院継承第2事業部 部長 豊島 太郎 Taro Toyoshima

豊富な業界経験に加え二級建築士の資格を持ち、クリニックの内装やインテリア関連の知識にも明るい多才なアドバイザー。建設不動産関連業務を約7年経験、その中で人それぞれの人生とその大切さについて深く考える出来事を多く経験。メディカルプラス参加後は5年間で約40件以上の継承に立ち会い、医師の人生のターニングポイントに立ち会うやりがいを原動力にサポートを行う。穏やかな物腰と優れた傾聴力に社内外から定評あり。

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