ホーム » お客様の声 » 安江レディースクリニック 安江育代先生 医院継承インタビュー
譲渡成功事例

安江レディースクリニック 安江育代 元院長 インタビュー

Q1 医院継承から3ヶ月が経ちました現在の心境をお聞かせください

ほっとしているというのが、今の正直な気持ちです。
これまで長い間、緊張と不安と心配というのが入り交じった状態が連日続きましたのでそれが解決してほっとしているという感じですね。
まだ今の生活に慣れないもので、この気持ちをちょっと味わっていきたいと思います。

Q2 いつ頃から継承をお考えでしたか?

去年の初めぐらいですかね。
一昨年ぐらいから医院継承のダイレクトメールがポストに毎日のように入るようになりました。その頃からそろそろという漠然とした考えが湧いてきていました。そういったことも背中を押してくれたかなというふうには思っております。

医院の最盛期は、もちろん譲渡するというようなアイデアもなく、前進するばかりでしたが、だんだんと患者さんの数も減少し、レセプトの枚数も少なくなり、また歳を取るということで、コロナも関係あったかと思いますが、これはいつか医院を閉じなきゃいけないなと感じ、そろそろ具体的に動かなければと思い、今回依頼しました。

Q3 医院継承を選んだきっかけはありますか?

クリニックを辞めるという場合は、閉院つまり「廃院」してしまうというやり方と「医院継承」という方法があるかと思うんですけども閉院の場合は院長である私が全ての医療機器・機材・私財全部を処理しなきゃいけなく、これはかなりの労力と時間がかかります。

あと、患者さんにとっても突然クリニックがなくなるということで、かなり混乱して戸惑われることもあるかと思いますし、加えてスタッフですよね。うちのスタッフはかなり長く勤めてくれていて、非常にチームワークも良くいい関係で過ごしておりましたので。それをバッサリある日、もう閉院ということでみんなバラバラになるというのは非常に忍びなく、何とか手立てはないかと思っておりました。

すべてのカルテをお譲りして患者さんが受診されれば、ドクターは変わりますが、それまでの病歴も保存されており、馴染みのスタッフもおりますので不安とか戸惑いも少なくなり、うまく移行できるんじゃないかと考え、医院継承を決意しました。

Q4 医院継承の中で不安はありましたか?

一番不安というか心配だったのは、仲介業者がはたして「信頼できる会社」なのか、営業の方が誠実な人なのか、そういったことは本当に大きな不安でした。
あまりこういったことに慣れないで始め、その分野に関しては全くの無知でしたので、全てを仲介業者に委ねるということになります。はたして誠実な方が担当してくださるのかどうか、不安と心配はもういっぱいでしたね。

Q5 どのように仲介業者を決めましたか?

2社、お願いするようなことになりました。

1社はとても大きい会社で、一部上場の企業のM&Aを扱い、その中の医療部門は1分野でした。その会社には弁護士・会計士・税理士・社労士もいると「先生は何もしなくていいんですよ」と仰っていただいて。
そういう大きい仲介業者か?もしくは中小企業の医療専門を扱う仲介業者かどっちにしようか迷っていた時に、友人に相談し、きちんとしてくださるところであれば、大きいところじゃなくてもいいんじゃないかというアドバイスをもらい、それに納得し、お願いしたような感じですね。

メディカルプラスのオフィスは小伝馬町にありますよね。
私のクリニックは人形町にありましたので、お隣の駅ということで、はじめに住所を拝見した時からちょっと親近感が湧いてきて、もし、何か困ったことがあったらすぐに駆け付けて助けてくださるんじゃないかなという勝手な思い込みからお願いしたという感じです。
あとは着手金ですね。着手金が無料というのも大きな魅力でしたね。

Q6 継承は順調でしたか?

非常に順調だと思います。
私の場合は譲渡の後に約6カ月間、週2回なんですけれども、診療を継続させていただいております。このオファーは私にとっては非常にありがたいことで、継承を知らずに久しぶりに来院された患者さんがクリニックにいらしても驚かれるかと思いますが、私が居て詳しく経緯を説明し、患者さんの希望を聞いて、こちらに引き続き通院されるか?あるいはこれを機会に他のクリニックに転院されたいのか?を伺いし、もし希望があれば、紹介状を書くようにしております。私が医院からいなくなるまでの準備期間じゃないかと思い、非常にありがたくお受けしました。

スタッフも全員良い条件で雇用していただくことになりましたので、この継承のお話しは非常に私にとってはありがたいことと感謝しております。心置きなくリタイアできるかなと思っています。

Q7 メディカルプラスの働きぶりはいかがでしたか?

何回かお会いして相談に乗っていただいたりして気心が知れ、お互いにどういう人間かということがわかるにつれて、信頼関係も出てきました。
その中で、一番感心したのは、相談し、いろんな資料を作成する必要が出てきた時に、(メディカルプラスの)加藤さんはその日のうちに資料をきちんと作って、その日のうちに私にメールで送ってくださり、仕事が非常に早くて、確実というところに私は感心しました。

Q8 継承を悩んでいる先生に今回の経験を通して一言お願いいたします。

クリニックもうまくいっている時は継承とか廃業とか閉院というようなネガティブな考えは思いもしませんでしたが、患者さんは減り、レセプトも減少し、自分はだんだん歳を重ねるということになり、ちょっと陰りが見えた時、判断力とか決断力がある間に、次のステップを考えた方がいいのかなという感じがします。
クリニックの状態もあんまり古くなった状態や、傷んだ状態でというよりは、ある程度きちんと整備された状態でお譲りするのがいいのではないかなと私は感じております。

加えて、継承に重要なのは、やっぱり何といっても仲介業者の選択ですね。良い仲介業者に巡り会えるかどうかということがポイントだと思います。ラッキーなことに私は本当にうまくいったわけなのですが、もし途中でちょっとやめたいなとか、ちょっと違うなということになった場合にも、引き返す勇気は大事だと思います。

その時に、あまりに着手金が高額であったりすると、躊躇し、不本意なまま前へ進まざるを得ないようなことになるということもありますので、それも含めて信頼できる仲介業者をきちんと選ぶということが大事かなと考えます。

ご参考になればうれしいです。


関連記事

医療継承のメリットを簡単解説!

会員登録 ご登録いただくと、最新の案件情報をいち早くお届けいたします。