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年収じゃない?!医療スタッフが勤務先を選ぶ際に最も重視している要素とは?

  • 医療継承コラム

医院継承(承継)、クリニック売買、医療法人M&Aのメディカルプラスです。
本日は医療スタッフが勤務先に求める条件についてお伝えいたします。クリニック経営を考えるうえで、スタッフの労務問題は切っても切り離すことができない問題です。経営というと、どうしてもキャッシュフローに目が行きがちですが、労務に関する問題を疎かにすれば、かならず将来のキャッシュフローに悪影響を及ぼします。クリニック経営を続ける以上、労務問題とは常に向き合っていかなければなりません。こちらの記事では、労務問題と上手に付き合うヒントをお伝えできればと思っています。

労働問題をクリアにすべき理由

労務問題の本質とは、医療スタッフに気持ちよく働いてもらえる環境作りと、全力でクリニックに貢献してもらえるモチベーション作りと言えるのではないでしょうか?仮に労働問題をクリアにできなければ、医療スタッフがすぐに退職してしまい、新しい医療スタッフの確保に余計なコストをかけなければいけなくなります。たとえば、人材紹介サービスを利用した場合、一般的に想定年収の2~3割程度を支払わなければなりません。その人材が長期にわたって勤務してもらえるのであればまだよいかもしれませんが、現実にはすぐにやめてしまうリスクもあり、その場合にはとてもではありませんが割に合っていません。また、看護師不足の状況においては、その不足分を院長自身が働いて補わなければなりません。仕事の負担感は増え、生産性も向上しないでしょう。このように労働問題を放置すると、余分なコストがかかってしまう訳です。逆に労働問題を意識し、常にクリアにすることができれば、医療スタッフが欠員になることはなく、本来かけるべき部分に資金と人材を投資することができるのです。クリニックの競争力も向上することになります。

医療スタッフの不満点

では、労務問題をクリアにするために、具体的にはどのような点に気をつければ良いのでしょうか?医療スタッフからの不満点として上がりやすいのは、「労働条件」と「人間関係」の2点です。
「労働条件」とは、残業に関するもの(残業時間・残業代支給)や、休暇取得のしやすさ、給与待遇などが挙げられます。とくに休暇の取得のしやすさと有給休暇の消化率は、医療スタッフの定着率と深い相関関係があるようです。近年のクリニック経営の現場では、いくら給与待遇を良くしたとしても、休暇が取得しづらいと、なかなか医療スタッフが長期にわたって定着してくれない現実があります。極端な話、昇給がほとんどなくても、有給休暇までシッカリと取得できるのであれば、ある程度の定着率が見込めるのです。また、時代の流れではありますが、サービス残業がないということも、当たり前のこととして対応を考えていく必要があります。
「人間関係」については、パワハラやセクハラ、いじめの問題などが挙げられます。特に医療の現場は女性が多く、院長が知らないところで深刻なパワハラやいじめが起こっている可能性が否定できません。「うちは大丈夫」と思っていても、実は裏側では人間関係がこじれていることも少なくないのです。この様なケースでは、立て続けにスタッフが離職することも考えられますので、十分に注意しておく必要があるでしょう。

労働問題の解消は重要なポイント

こうした労務問題を抱えるクリニックは、先ほども申し上げたように余計なコストがかかりますから、経営の観点からは問題があるといえます。クリニックの競争力を高めるため(相対的な競争力を下げないため)にも、早期の解決が望まれるのです。
また、将来的にクリニックM&Aを考えている場合にも、労務問題の解消は重要なポイントになります。というのも、人事・労務リスクがあると考えられる場合、クリニックの譲渡価格が低くなりがちなためです。特に未払残業代や未払賞与がある場合には、クリニックM&Aの前に問題を解決しておく必要がありますので、注意してください。

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