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【成約報告】埼玉県内科小児科クリニック最終契約調印

  • 活動報告

内科クリニック医院譲渡成約報告
医院継承(承継)、クリニック売買、医療法人M&Aのメディカルプラスです。

埼玉県草加市の内科小児科クリニック事業譲渡契約調印

本日、埼玉県にある内科・小児科クリニックの事業譲渡契約を調印しました。

【SM-1113】埼玉県内科小児科クリニック譲渡案件情報

本日成約したクリニックは、昭和49年クリニックを開業されてから、44年間に渡りクリニックを運営されてきました。開業から現在まで院長が変わることなく診療を行ってきましたが、この度院長の高齢化と後継者不在のためクリニックを継承することなりました。

当社に事業継承のご相談をいただくケースでは、ピーク時から2割~3割程度は売上が減少しているケースが多いのですが、このクリニックは院長が高齢にも関わらず、現在も1億円以上の売上を上げています。開業からこれだけ長期に渡り、多くの患者様に支持され続けているという事は、クリニックの経営を左右する要素のバランスが取れた、総合力が高いクリニックだという事が言えると思います。
院長の医師としての能力が高いことはもちろんですが、事務部門には事務長がおり、事務長がスタッフの教育や接遇面のマネジメントをされています。院長と事務長の役割分担ができており、患者目線のサービスが徹底され、その結果、多くの患者様に支持されているのだと思います。

案件化から3か月間で事業譲渡契約調印に至った理由

今年2月下旬に初めて売主様と面談させていただき、そこから約3ヵ月という短期間で最終契約調印まで進めることができました。これだけ短期間のうちに成約できた要因としては以下のような要因が考えられます。

①売主の譲渡条件が明確であり、ぶれることがなかった。
②帳簿など書類管理をしっかりとされていたため、デューデリジェンスをスムーズに行うことができた。
③譲渡後も継続勤務に協力していただける。

まず①の売主の希望条件は、診療方針の継続、職員の雇用引継ぎ、同条件でテナント賃貸契約を継続、の三点でした。当初から希望条件は一貫されており途中でぶれることがありませんでした。賃貸契約の条件継続に関しては売主の親族が所有する不動産だったため、親族への賃料収入継続を配慮した希望条件でした。

②の書類管理がしっかりされていたという点については、デューデリジェンスを行う際には、過去数年分の診療報酬の支払決定通知書や行政から委託された健診や予防接種の入金明細、各種契約書、その他多くの追加資料が必要になります。追加資料が整理されていないと書類を用意するだけで数週間~1ヵ月程度掛かってしまうこともあり、場合によっては探しても見つからないということもあります。こうした場合その分デューデリジェンスに時間が掛かってしまいます。こちらのクリニックでは帳簿や書類がしっかりと管理されていたため追加資料の準備もデューデリジェンスも非常にスムーズに進めることができました。

③の院長継続勤務については、これだけ盛業しているクリニックですので、院長が急に変わってしまうと患者様やスタッフへ大きな影響を与えてしまいます。継承するドクターにとっても、前院長の実績が高ければ高いほど、自分が継承した後もこの売上を継続できるか不安になります。そうした買手側の不安や患者様への影響も考慮して、継承後1年間は診療継続の協力をしてくれるというという点も大きかったと思います。

今回の後継者探しでは、3名の継承希望ドクターから商談申し込みが入り、それぞれの候補者とトップ面談を行いました。トップ面談後、各候補者から意向表明書が提出されました。提出された意向表明書では前述の売主の希望条件は満たしていたため、人柄と診療理念がより近い方という視点で検討しました。トップ面談後、約2週間の検討期間をおいて、後継者が決まり、基本合意契約締結に至りました。基本合意契約後のデューデリジェンスでは追加資料の準備もすぐに行われ、デューデリジェンスの結果、特段大きな指摘事項はなく、本日無事に最終契約調印の日を迎えることができました。

患者は「設備」ではなく「人」につく

今回の医院継承でもう一つ感じたことがあります。それは患者様はやはり「人」につくという事です。開業から年数が経過しておりますので、建物や設備は相応に老朽化しています。しかしそれでも毎日これだけの患者様が来院されているという事は院長とスタッフに患者様がついているということです。医療はサービス業ですので当たり前と言えば当たり前のことなのですが、そのことを改めて実感しました。

これから事業継承へ向け、スタッフとの面接や各種契約のまき直し、保健所への廃止新規手続き、厚生局への遡及請求手続きなどを行っていきます。

当社では無料相談を実施しております。医院継承(承継)、クリニック売却買収、医療法人M&Aをお考えの方はこちらより【✉お問合せ】お気軽にお問い合わせください。


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