なかはら内科クリニック / 神奈川県川崎市 院長 岸 智先生

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なかはら内科クリニック 岸智先生 医院継承インタビュー

「なかはら内科クリニック」を継承されてから1週間が経ちましたが、現在の心境をお聞かせください。

なかはら内科クリニック外観

管理者として、また独立した医者として、責任をもって日々生活に当たらせていただいております。
日々大変な事が多いですけれども、今までやりたかった事が実現した、その気持ちの方が勝っており、充実した毎日を過ごしております。

今まで継承という話が来て、本当に3か月という短い準備期間だったけれども、何とか無事に開業して良かったなと思っています。

自分が実際に継承という形で開業して本当に良かったなと思う事は、既に患者さんがいるという事が大きな安心材料となり日々の診療に当たっています。

開業はいつ頃からお考えでしたか?

大学時代北陸の金沢医科大学で過ごしました。無医村地帯が本当に多く、学生実習でそういった研修を行いました。もうその頃から開業を意識していました。特に開業を意識したのは交換留学の時で、アメリカのファミリーメディスンを経験させていただいて、開業医としてやっていきたいと思っていました。

ご縁があって三井記念病院で医者生活を約十数年送って来ましたが、途中で何故か緊急の道に入ってしまいました。

ただ一方で日常の診療に当たる事で、やはり初期の志し、開業医としていかに地域医療に貢献出来るかを振り返り、開業を考えました。

色々な所でお話しを聞くと開業には一年か二年はかかると聞いていました。具体的な形では無いですが幅広く情報得ようと考えたのは、今年(2017年)の春からです。

当初から継承での開業をお考えだったのでしょうか?

実際医院継承という発想がまずありませんでした。今年の春までに開業したいというモチベーションは新規開業ありきで考えていたのが本当の所です。

「なかはら内科クリニック」を継承することになった経緯についてお聞かせください。

岸智先生インタビュー||なかはら内科クリニック待合室||岸智院長と記念撮影||なかはら内科クリニック外観
岸智先生インタビュー||なかはら内科クリニック待合室||岸智院長と記念撮影||なかはら内科クリニック外観

本当は新規開業で考えていたのですが、ご縁があってメディカルプラスさんと知り合う事が出来ました。
最初ビジネス用語で「クリニックのM&Aです。」と聞かされたのですが、M&Aって何?という所があり、家に帰って調べたら、なかはら内科クリニック、つまり今存在しているクリニックを継承という形で、自分が経営することが出来るんだと初めて知る事が出来ました。

継承のことを調べていくうちに、そしてメディカルプラスの濱田さんからお話を聞くうちに、いわゆる患者様がついているというメリット、また初期に考えていたような新規開業における初期投資ですよね。お金の問題は本当に避けて通れないと思いますけれども、その投資金額が本当に非常に少なく済んだというところが、開業のリスクを抑えることに繋がります。
特に新規開業は最初の1年、2年は辛い経験をするという事を聞いていましたから、そういうリスクを抑えられるというのが大きなメリットがあったと思います。

「なかはら内科クリニック」の医院継承を提案され、すぐに決断できましたか?

出来ました。私自身の性格もそうですし、循環器内科という医者は決断を迷わないですね。
一番大きなモチベーションはすぐにでも開業したいという気持ちでした。そういう気持ちがあったので、継承のメリット・デメリットを十分加味して、メリットの方が大きく上回るということ考えまして、すぐに決断に至りました。全然何の迷いも無かったです。

医院継承を決断する決め手となったポイントをお聞かせください。

基本的には駅前を意識して考えていました。ただ、ここなかはら内科クリニックは、現地に足を運んでみた所、凄く良い印象がありました。この地区は本当にのどかで、僕も本当にここで生活してみたいなと思う様な所でした。

なかはら内科クリニックは恵まれた事に、目の前の通りにバス停があり、診療圏が良い条件でしたので、そういった所が決め手となったと考えております。

メディカルプラスに依頼された感想をお聞かせください。

岸智院長と記念撮影

濱田さんが本当に誠実な方で、何でも一生懸命取り組んでくれました。些細な相談事から大きな案件まで、全てをきちんとマネージメントしてくれる、そういう人間性並びに能力に長けた方が私の担当でしたので安心して依頼する事が出来ました。もちろん前院長との契約条件や資金調達、賃貸借契約、クリニックを経営する事となると採血、電子カルテ、色々な業者とのやり取り、価格交渉やスタッフの面談などトータル的にサポートしていただけたのが、本当に心強かったと思います。

一番大きな理由は濱田さんの誠実な対応が、私の満足度を高めてくれて、かつ安心して継承出来るという安心感をいただけたと思っています。

色々なコンサルティング会社に開業支援の話を聞いた所、やはり少なくても八カ月、普通でも一年か二年はかかりますと言われていたので、それを三カ月だという事で行って来ましたから、不安が大きかったのも事実なのですが、やはり濱田さん、もしくは運営するメディカルプラスの支えの下で、色々な山を乗り越えられた事で開業という日を迎えられたと思います。

もう一度開業しようとしても、また頼みたいと本当に思います。そのぐらい信頼出来る会社だと僕は思っています。

開業準備の中で印象に残っていることをお聞かせください。

なかはら内科クリニック待合室

まず初めにやはり価格交渉などですね。開業資金、多額の資金がかかる。もちろん継承でも少なからずかかります。そういった意味で関連業者との価格交渉の時に、いかにやったらよいか?というのは中々経験した事がなく、
三井記念病院、近くに秋葉原の電気街、そういう所でテレビとかの価格交渉はした事あるんですが、ちょっと桁の違う価格交渉というのはした事がないので、そういう意味で凄く印象に残っています。

2番目は金融機関へお金を借りるやり取りの面接ですね。

3番目は勤務として中々無い経験をしました。スタッフの面接です。やはり人と人ですから医者と患者さんとのやり取りではありませんし、事業主と雇用者との面接は非常に緊張しました。

開業される方へのメッセージ

開業に際し一概に医院継承が最善とは言えません。ただクリニックの競争が激しくなる中、地域の認知度や固定の患者さんがついているなど、そういった所が医院継承の大きなメリットだと僕は考えています。

開業する時には私の様に新規開業ありきで考えるのではなくて、医院継承も選択肢に含めて物件探しをするのが一番大事だと思います。

開業を考える中で一番大きい所は、初めての経験なので相談、信頼出来る相手を見つけ出す所だと思います。
なので信頼できる企業、もしくは担当者と一緒に二人三脚で、開業を進められれば、その開業はきっと成功への第一歩だと、僕は考えます。

この事例を担当したのは、弊社アドバイザー 濵田 朋彦です

代表取締役社長 濵田 朋彦 Tomoyuki Hamada

前職時代、多くの患者に惜しまれながらも院長の体調不良のためやむなく廃院するクリニックを目の当たりにしたことをきっかけに「院長の不本意な廃業を無くし、地域医療の継続と発展に貢献する」ことを理念に掲げ、2016年8月株式会社メディカルプラスを創業。

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